看護師に多いマスクトラブルの詳細と対処法

看護師は仕事の性質上、マスクを長時間使い続けることは珍しくない。衛生管理の面から、勤務時間中は常にマスクを付け続ける看護師がほとんどだ。その一方、マスクが原因でトラブルに見舞われることも多い。トラブルの1つとして挙げられるのが、マスクの長時間使用で起こるマスク熱中症と呼ばれる体調不良だ。マスクは鼻と口を覆う形で使う物なので、どうしても息苦しさを感じてしまう。呼吸が自由にできないと心拍数が高くなり、無意識のうちに緊張して体温は上昇する。そして、遂には熱中症と同様の体調不良を引き起こしてしまうのである。マスクの内側に湿気が籠り、加湿状態になるのも体調不良に拍車をかける要因だ。

また、肌荒れやメイク崩れもマスクならではのトラブルと言えるだろう。マスクの使用によって内側の温度が上昇し、発汗量は当然多くなる。汗の成分は肌に強い刺激を与えるため、そのまま放置するとかゆみや炎症などを引き起こし、肌が荒れてしまうのだ。メイク崩れは発汗量の増加の他、マスクの生地が擦れることでも起こる。様々なトラブルはそのほとんどがマスクを外すことで解決するが、看護師が仕事中にマスクを外すことは滅多にない。マスクのすき間から冷たい空気を入れて、高温の湿気が籠らないようにするのが熱中症や発汗量の増加を防ぐ工夫である。また、マスクは顔にぴったり合うサイズならずれることはほぼほぼない。マスクの生地でメイクが剥がれたり肌が傷つくこともないので、安心して使うことができるだろう。